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10.2.1 水素の臨床応用(総説)

学術雑誌名:
日本医事新報、No.4548, 2011.6.25, p86〜91
表題:
治療薬としての水素、その臨床応用に向けて
著者:
中尾篤典(所属機関 ピッツバーグ大学医学部外科)

概要:
近年、水素分子(H2)が虚血再還流障害を始めとする種々の疾患モデル、更には2型糖尿病、メタボリックシンドローム等ヒトの生活習慣病等の臨床試験においてその有用性が示され水素の医療応用の研究が急速に進み、注目されている。
水素は気体として吸入させるだけでなく、水溶液として経口投与、静脈内投与、あるいは局所投与によっても効果が発揮され、多方面で医療用途の有効性が報告されてきた。

本報では水素の医療応用に関する最近の研究成果をまとめ、臨床応用への可能性が紹介されている。

水素の研究は酸化ストレスを抑制する研究に端を発したが、最近の研究ではこれに加えて新たなシグナルガス分子としての医療応用の可能性が注目され新たなステージへ展開する期待が紹介されている。

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10.2.2 水素による抗酸化治療と予防

学術雑誌名:
実験医学、Vol.26,No.13,(8月号), P2074〜2080, 2008
表題:
水素分子による新しい概念の抗酸化治療法と予防医学
著者:
太田成男、大沢郁朗(日本医科大学)

概要:
水素分子(H2)の有する治療剤及び予防剤としての有用性に関して、著者らのこれまでの研究成果を紹介した。
水素分子(H2)は適度な還元力をもち、有害な活性酸素種を選択的に還元消去し、細胞培養系で酸化ストレスによる細胞障害を軽減する。
動物個体レベルにおいても、虚血再還灌流により急激な酸化ストレスを与えた時、水素ガス吸引によって動物組織は保護された。
さらに、水に溶かしたH2を与えると、病態モデルマウスの動脈硬化や認知機能低下は抑制された。
これらにより、水素分子の治療・予防効果が示唆された。

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10.2.3 水素医学の最近の進歩

学術雑誌名:
Current. Pharm. Design, 2011, 17, in press
表題:
Recent Progress Toward Hydrogen Medicine: Potential of Molecular Hydrogen for Preventive and Therapeutic Application
(水素医学の最近の進歩:分子水素の予防及び治療応用の将来性)
著者:
太田成男(日本医科大学)

概要:
持続的な酸化ストレスは多くの生活習慣病や、ガン、老化の主因の一つである。また、急性の酸化ストレスは組織に重篤な障害を与える。酸化障害は臨床的にも重要であるにもかかわらず抗酸化剤の臨床応用は限られていた。

筆者らは分子水素(H2)が新たな抗酸化剤として予防、治療用途として有用である事を始めて提唱した(Osawa et al., Nature Med., 2007: 13,688-94)。
H2は有用な抗酸化剤として多くの利点を有している。すなわち、速やかに組織や細胞に拡散できるし、有用な酸化還元反応のみならず細胞情報に必要な反応性活性酸素種を妨害しないので副作用がほとんど認められない。

水素の摂取方法としては水素水の飲水、水素ガスの吸引、水素溶解生理食塩水の注射、点眼剤、腸内水素精製バクテリアへの作用、さらには水素水浴等が可能である。

上述の筆者らの最初の発表以来代表的な学術誌に38以上の疾患、生理的機能、臨床試験などの報告がされており、抗アレルギー作用についての報告をしているグループもある。

H2は多くの遺伝子発現ならびにたんぱくのリン酸化を制御していることが明らかになってきたが、極めて低濃度でも顕著な効果があるという報告に関する作用機構については未解決の点もある。これらに関する最新の研究報告が概説されている。

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